病院関係者の方へ

よりよい地域連携を目指します

よりよい地域連携を目指します

わたしたちは、患者さんが安全に療養生活を継続できるよう、予防的観点からしっかりと日々の診療ならびに健康管理を行い、終末期ケアや看取りにも積極的に取り組みます。しかし、どんなにどんなに予防を心がけていても患者さんの病状によっては入院や検査が必要な状況も発生します。
患者さん・ご家族が安心できる療養生活を支えるためには、地域の病院・医療機関との連携が欠かせません。
わたしたちは地域の病院・医療機関との連携を通じて、どんな患者さんでもしっかりと支えていける、包容力のある地域づくりに力を入れていきたいと考えています。

▶︎病診(診診)連携への考え

1
早期退院に向けて
バックアップ

急性期治療が終了したら、なるべく早く自宅・施設 に帰れるよう、医療面でのサポートをしっかりと行い、早期退院の実現に努めます。
病院が本来の機能を効果的に発揮できるよう、終末期(積極的治療によって改善が見込めない)段階の方や在宅での看取りを希望されている方などを在宅からしっかりと支援してまいります。
※入院中の患者さんにつきましては、退院前にご連絡いただければ迅速に対応いたします。

2
各種書類作成

各種診療情報提供書の作成など、スムースな診療の引き継ぎのために迅速な対応を心がけます。

3
診察をせずに救急搬送
という対応はいたしません。

「365 日×24 時間、確実な緊急対応」はわたしたちの診療に対する基本姿勢の1つです。医師により病状把握・状況判断をしたうえで、救急搬送をいたします(緊急性の高い場合を除く)。

高齢者住宅(施設)関係者の方へ

入居者と施設職員の方々の
安心を支えます

入居者と施設職員の方々の
安心を支えます

高齢者住宅(施設)は、自宅での生活継続が困難になった方にとって、必要不可欠な地域の「すまい」です。
わたしたちは、入居される方々が最期まで安心して生活が継続できるよう、そして施設の職員の方々が安心して日々のケアに取り組めるよう、主治医(連携医療機関)としてしっかりとサポートをさせていただきます。
入居者の生活を最期までしっかりと支えたい。
わたしたちは施設運営者やスタッフの方々の、そんな思いにしっかりと応えます。

▶︎悠翔会の施設在宅医療の強み

1
フラットな多職種連携

高齢者住宅(施設)における在宅医療の使命は「安心できる生活」「納得できる人生」の支援です。
医師を頂点としたヒエラルキーではなく、多職種がそれぞれの専門性を生かしながら、お互いに尊重し合い、フラットなチームワークの中で仕事をしていく。わたしたちはそんな多職種協働を目指しています。

2
医師による確実な
24時間対応

入居者に急な体調変化が起こった場合は、いつでもお電話ください。24時間体制で対応いたします。
電話で状況を確認し、必要なアドバイスをいたします。また、医師はオンコールではなく院内に当直しています。必要があればいつでも迅速に往診します。
※緊急性や重症度に応じて往診の順番をお待ちいただく場合があります。

3
看取りケアの支援

人生の最終段階の支援は、ケアの大きな使命だと思います。施設で看取れること、住み慣れた場所で最期まで過ごせることは、入居者やご家族にとっても大きな安心感と納得につながると考えます。
わたしたちは、日々の健康管理、病状経過の見通しの共有、緩和ケアの提供、施設のスタッフの方々への支援、そしてアドバンスケアプランニングなどを通じて、望むすべての方が、その場所で最期まで生活が続けられるよう支援します。

4
医科+歯科の強力な連携

高齢者の多くは低栄養・低体重です。これらは筋力や筋量の低下、摂食機能の低下につながり、衰弱が早まったり、誤嚥性肺炎や骨折の原因にもなります。
わたしたちは訪問診療のみならず、訪問歯科診療にも対応可能です。口腔機能の専門家である歯科医師・歯科衛生士とともに、低栄養を改善し、最期まで美味しく楽しく食べられるよう、支援します。
※訪問診療、訪問歯科診療、それぞれ単独での利用も可能です。

▶︎診療実績ならびに取り組み

1
200を超える施設との
医療連携実績

現在、首都圏で200施設、約2000人の入居者の方々の在宅療養支援を担当しています。当院との医療連携に関して、多くの施設にて高い満足度をいただいています。

2
特別養護老人ホームの
嘱託医

医療法人社団悠翔会では、特別養護老人ホーム(以下特養)での看取り援助を推進するため、特養での嘱託医業務に積極的に取り組んでいます。
看取り援助に取り組みたい、あるいは、日ごろの健康管理の質を改善したい、という運営者の方々を支援させていただきたいと思っております。
※嘱託医の受託にはいくつかの制約要件があります。まずはお問い合わせください。

3
急変や入院を減らす

施設に入居している高齢者の多くはフレイル(脆弱)の状態です。
急変しやすく、また入院すると要介護度が悪化することも少なくありません。日ごろの予防的なケアがより重要となるため、処方薬を適正化、ケア上の問題点の解決支援、栄養ケア・口腔ケア支援、アドバンスケアプランニングにともに取り組みます。

4
最期まで支える。看取る

施設での「看取り」をしっかりとサポートします。連携先施設の多くが70%前後の看取りを実現しています。
また連携先施設の約50%が実に90%以上の方を施設でお看取りされています。
医療と介護がしっかりと連携すれば、ほとんどの方は、最期まで穏やかに生活を継続することができます。

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